エアーマンでおなじみのあのゲームについてのお話

※これはQUaverブログリレー用の記事です

 

 

初めまして、QUaver3rdのHFです。息抜きがてらにブログを書きます。

 

 

一応音楽ゲームサークルなので少しだけ自己紹介がてら音ゲーの話をします。メイン機種は弐寺とボルテ、ときどきチュウニズムです。皆さん、ビートマニアをやりませんか…?

 

 

という私も最近は寒いのでゲーセンに行かず家庭用のゲームばかりやっています。レトロゲームも最新ゲームもやっぱり面白いですね。

 

 

 

さて、自己紹介はここまでにして唐突ですが皆さんに一つクイズを出します。

本日、12/17日はある作品が誕生した日なのですがそれは一体何でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

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そうです、ロックマン初代の誕生日ですね。34周年おめでとうございます🎉🎉

 

 

というわけで初代ロックマンは1987年の今日、12/17日に発売されました。ハードはFC、発売元はカプコンです。まだ消費税もない時代です、懐かしいですね。生まれてないけど。

 

 

 

さて、そんな歴史あるロックマンシリーズですが、インターネット老人の皆さんはこの曲を一度は聴いたことがあるのではないでしょうか

 

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はい、エアーマンが倒せないです。とても有名な曲ですね。すでにご存知の方も多いとは思いますが、この曲はロックマンをモチーフに作られています。

 

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さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。

 

今回はこの「エアーマンが倒せない」という曲をベースにロックマンシリーズ、及び曲の歌詞の紹介、解説をしたいと思います。そのため

 

 

・「エアーマンが倒せない」は知ってるけどロックマンシリーズはわからない

 

ロックマンシリーズはやったことあるけど歌詞について考えたことはない

 

・どちらとも知ってるけどとりあえず見てみよう

 

 

という人は是非先へお進みください。きっと歌詞の聞こえ方が変わってくると思います👏

 

 

※筆者は無印ロックマンシリーズしかやったことのないので無印を前提にお話しします。エグゼ、流星は触れたことがありません。そちら側からのツッコミは泣いてしまいます。

 

 

 

 

1,そもそもロックマンシリーズってどんなゲーム?

 

 

ロックマンシリーズ(無印)は左から右へ進む2Dスクロール式のアクションゲームです。平たく言えばマ◯オ。以下はエアーマンステージの動画です。一番左のメモリがロックマンの体力で、28あります。無くなるとゲームオーバーです。

 

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このように、ステージを進み最後にボスを倒すとクリアになります。こういったステージが初代では、それ以降では個用意されています(ワイリーステージなどを除く)。

 

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ロックマン2の画像。上段左からバブルマン、エアーマン、クイックマン。中段左からヒートマン、ウッドマン。下段左からメタルマン、フラッシュマン、クラッシュマン)

 

 

そして重要なのはボスを倒すとそれに応じて強力な武器やアイテム(後述)が手に入るということです。そしてその武器は、他のボスのどれかに対し特攻機があります。以下の画像をご覧ください

 

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はい、これはエアーマンを倒すと手に入る特殊武器、「エアシューター」です。これを特定のボスに対して使うとどうなるのでしょうか。以下はエアバスターを利用してクラッシュマンというボスと戦う動画です(戦闘は3:30~)

 

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はい、少しわかりにくいですが10メモリ分クラッシュマンの体力が減ったことがわかります。クラッシュマンの体力は28なので、3回当てれば倒せます。

 

ちなみにロックマンの通常武器のダメージはクラッシュマンに対して1なので、28回当てないと倒せません。いかに特殊武器が強いかわかりますね。

 

しかし特殊武器にも弱点はあり、一番左のメモリが無くなると使えません。使い所には気をつけましょう。

 

 

以上をまとめると

 

ロックマンシリーズは左から右へ進む2Dアクションゲーム。

 

・6体ないし8体のボスがおり、ステージをクリアしてその全てを倒すことが目標。

 

・ボスを倒すと武器やアイテム(後述)が手に入り、それは他のボスに特攻を持っている。

 

 

 

2,「エアーマンが倒せない」の歌詞について

 

では次に、前述の知識を前提に「エアーマンが倒せない」の歌詞を解説していきましょう。以下は曲の歌詞です

 

 

[1番]

気がついたら同じ面ばかりプレイ
そしていつも同じ場所で死ぬ
諦めずに消える足場に挑戦するけど、すぐに下に落ちるよ
アイテム2号があれば楽に向こうの岸まで着くけど
何回やっても 何回やっても エアーマンが倒せない
あの竜巻何回やっても避けれない
うしろに回って撃ち続けてもいずれは風に飛ばされる
タイム連打も試してみたけど竜巻相手じゃ意味が無い
だから次は絶対勝つために僕はE缶だけは最後までとっておく

 

 

[2番]

気がついたらライフももう少ししかない
そしていつもそこでE缶使う
諦めずにエアーマンまでたどり着くけれど、すぐに残機なくなる
リーフシールドがあれば楽にエアーマンを倒せるけど
何回やっても 何回やっても ウッドマンが倒せないよ
落ちる木の葉は何回やっても避けれない
後に下がって距離をとってもいずれは距離を詰められる
タイム連打も試してみたけどあいつのジャンプはくぐれない
だから次は絶対勝つために僕はE缶だけは最後までとっておく

アイテム2号があれば楽に向こうの岸まで着くけど
何回やっても 何回やっても エアーマンが倒せない
あの竜巻何回やっても避けれない
うしろに回って撃ち続けてもいずれは風に飛ばされる
タイム連打も試してみたけど竜巻相手じゃ意味が無い
だから次は絶対勝つために僕はE缶だけは最後までとっておく

 

 

 

さて、先述した通りこの歌の歌詞はロックマン2をモチーフにしています。もう一度ボス一覧を貼っておきます。

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では最初の歌詞から順に見ていきましょう

 

 

気がついたら同じ面ばかりプレイ

そしていつも同じ場所で死ぬ

諦めずに消える足場に挑戦するけど

すぐに下に落ちるよ」

 

 

気になる言葉がありますね。そう、「消える足場」です。これはヒートマンステージの難所、落ちたら即死の覚えゲーです。初見殺しもあります(控えめに言ってカス)。以下の動画をご覧ください(1:00~)

 

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慣れてないと一発ゲームオーバーにもなりうる危険な地帯です。でも覚え&リズムゲーなので実質音ゲー(?)。では次の歌詞です

 

 

 

「アイテム2号があれば楽に向こうの岸まで着くけど
何回やっても 何回やっても エアーマンが倒せないよ」

 

 

ここで「アイテム2号」という言葉が登場しました。先ほど説明した通り、ボスを倒すと手に入るものは武器、そしてアイテムがあります。アイテム2号とはエアーマンを倒すと手に入るわけですね。で、このアイテム2号なのですが…

 

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使うとメモリがある限り空を飛べます。消える足場なんてなかった…

 

 

というわけでアイテム2号を入手したいのですが、エアーマンが倒せないわけですね。次の歌詞です

 

 

「あの竜巻何回やっても避けれない
うしろに回って撃ち続けてもいずれは風に飛ばされる」

 

 

 

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エアーマンの攻撃はこのように竜巻を弾幕のように配置してきます。慣れてないとノーダメは相当難しいです。竜巻に当たると4ダメージ受けるので、28しか体力がないこのゲームではかなり痛いです。そして

 

 

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後ろに回って撃ち続けても…

 

 

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このように風に飛ばされて距離を取られます。しんどい(実は被ダメ前提でゴリ押せばいける)

 

 

というわけで次の歌詞です

 

 

「タイム連打も試してみたけど竜巻相手じゃ意味が無い」

 

 

タイム連打」とは、ポーズを連続で入力することで対空時間を伸ばしたり当たり判定をなくす小技です。以下動画参照

 

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ただエアーマンの竜巻は判定が大きいのでタイム連打で避けるのは難しいです(できないこともない)というわけで1番ラストの歌詞です。

 

 

 

だから次は絶対勝つために僕はE缶だけは最後までとっておく」

 

 

 

はい、E缶とはお馴染みの回復アイテムです。実は初出はこのロックマン2だったりします。

 

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各ステージに落ちているのですが、実はエアーマンステージにはE缶は落ちていません。一体どこで拾ってきたんでしょうね?

 

E缶を使えばロックマンの体力が全回復します。まさに最後の手段といったところでしょうか

 

 

というわけで1番は終わりです。エアーマンに挑む理由、そして倒せない理由がわかったのではないでしょうか?

 

 

続いて2番です。最初から見ていきましょう

 

 

「気がついたらライフももう少ししかない
そしていつもそこでE缶使う
諦めずにエアーマンまでたどり着くけれど、すぐに残機なくなる」

 

 

ロックマンのステージって道中も普通に難しいんですよね。中ボスみたいなやつにHPを削られて、E缶を使ってしまう。あるあるです

 

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(メタルマンとかよりよっぽど強いけど…)

 

 

ロックマンの初期残機はなので、道中で苦戦するとボスに轢き殺されてしまいます。慣性の概念もないので、慣れないと死にまくります。ちなみに私はロックマンに慣れすぎて慣性のあるマリオシリーズで残機を80溶かした経験があります←???

 

 

「リーフシールドがあれば楽にエアーマンを倒せるけど
何回やっても 何回やっても ウッドマンが倒せないよ」

 

 

さて、ここまで読んでこう思った方もいるのではないでしょうか。

 

 

エアーマンが倒せないなら特攻武器を使えばいいんじゃね?」

 

 

そうです、当然エアーマンに対する特攻武器もあります。それが「リーフシールド」なんですね

 

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(特殊武器「リーフシールド」)

 

もちろん特攻武器なので強いです。この木の葉に当たるだけでエアーマン8ダメージ入ります。通常武器のダメージがエアーマンに対しては2なので、4倍の火力を出せるわけですね

 

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(少しわかりにくいですがリーフシールドで8ダメージ入っています)

 

 

ところが、そのリーフシールドを手に入れるためにはウッドマンを倒さなければいけません。というかエアーマンよりもウッドマンの方が強い。というわけで次の歌詞

 

 

「落ちる木の葉は何回やっても避けれない
後に下がって距離をとってもいずれは距離を詰められる」

 

 

まずは以下の動画をご覧ください(2:30~)

www.youtube.com

 

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簡単そうに見えますが、この木の葉は結構避けにくいです。特にウッドマンステージは道中が難しいので、緊張も重なると面白いくらい当たります。

 

そしてどんどん距離を詰めてくるので、行動範囲も減ってきます。通常武器だとなかなか難しい敵と言えるでしょう。

 

 

 

「タイム連打も試してみたけどあいつのジャンプはくぐれない」

 

 

 

はい、これもエアーマンの時と同じです。タイム連打を使っても小ジャンプをくぐるのは難しいです(ただ実は可能なのでタイム連打最強)。近づかれたら大人しく死にましょう。

 

 

 

 

3、補足

 

さて、これで歌詞の解説は終わりです。いかがだったでしょうか?「エアーマンが倒せない」の歌詞が少しは理解できるようになったのではないでしょうか

 

 

ただ、こう思った方もいるかもしれません

 

 

「ウッドマンが倒せないのなら、特攻武器を使えばいいんじゃね?」

 

 

はい、そうです。ウッドマンにも特攻武器があります。名前は「アトミックファイヤー」です。木なので燃やせば……おや?

 

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(特殊武器「アトミックファイヤー」)

 

 

そう、見た目の通りこの武器はヒートマンを倒さないと入手できません。そしてヒートマンと言えば消える足場

 

 

つまり、消える足場(ヒートマンステージ)を攻略したい→エアーマンを倒したい→ウッドマンを倒したい→ヒートマンを倒したい→エアーマンを倒したい……

 

 

はい、最悪の無限ループ完成です。つまりどれかは攻略しないとゲームクリアは不可能というわけですね

 

 

ちなみに私のオススメ攻略順は

 

 

メタルマン→エアーマン→ヒートマン→ウッドマン→クラッシュマン→フラッシュマン→バブルマン→クイックマン

 

 

です。メタルマンは武器が優秀で、エアーマンは初期武器でも倒しやすく、アイテム2号が優秀です。クイックマンはステージ、ボス共にシリーズを通しても1.2を争う強敵なので最後が良いと思います。

 

 

 

4、ロックマンの魅力について

 

最後にロックマンシリーズの魅力についてお話しします。まずはステージの完成度です。以下はロックマン4に登場するダストマンのステージです

 

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背景、敵キャラ、音楽、そしてボスに一貫性があり、1つのステージが出来上がっています。このようにロックマンのステージは1つ1つテーマがあり、それぞれに個性があるためプレイしていてとても楽しいです。

 

 

また難易度の高さも魅力です。前に述べたように慣性の概念が無いので慣れるのに時間はかかりますが、だからこそ1ステージをクリアした時の達成感はすごいです。また苦戦したボスを特攻武器で瞬殺するのも楽しいですね。

 

 

最後に音楽の話をしたいと思います。ロックマンシリーズには有名な音楽が多く残されています。一番有名なのはやはりロックマン2の「Dr.WILY STAGE 1」でしょうか。

 

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各ステージに固有のBGMがあり、どれも名曲ばかりです。同じステージに何度挑戦しても、BGMのおかげで飽きることがありません。特に私が好きなのはロックマン5の「Blues Stage」です。ブルースのイメージに合ったスピード感のある一曲です。

 

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ロックマンの曲には少し切なさや郷愁を誘うようなメロディが多く使われています。実はロックマン3のEDにこんな表記があります

 

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ストーリーが無いのに音楽と少しの説明だけでここまでの世界観を作るのは流石ですね。ちなみに最新作に近づくにつれ少しずつストーリー要素が出てきます。

 

 

 

終わりに、この記事を通して少しでもロックマンに興味を持っていただけたら嬉しいです。またいつか詳しく書きたいですね。

 

 

終わり