皆さんが大好きかもしれないレトロゲームについてのお話

※これはQUaverブログリレー用の記事です

 

どうも初めまして、くえば2ndのHFです。暇人なのでブログを書きます。く暇俺。

 

最近はかなり寒くなってゲーセンに着くまでに凍死しちゃいますね。着いたとしてもアップだけで満足して家に帰ってます。冬はカス(枕草子)。

 

前置きはここまでにして、皆さんはレトロゲームはお好きでしょうか。好きだと思います。寒い間はレトロゲーム音ゲーが9:1くらいになる今日この頃。

 

というわけで今回はレトロゲームの中でも比較的有名なものをメインに4つほどピックアップして語りたいと思います。マイナーなものばかり紹介してもあれなので(いつかやりたい)。

 

できるだけネタバレを避けて書いてるので、ちょっとわかりにくい部分があると思いますが勘弁してください。

 

王道なものばかりなのでアクション・RPGが多めです。やったことのある人は

「そういえばそんなゲームだったっけ、懐かしいなぁ」

「は?お前全然わかってないな。にわか乙!」

「んで結局何が言いたいの?」

くらいの感覚で見ていただけるとストレスフリーだと思います。やったことがない人はこれを機に興味を持ってもらえれば嬉しいですね。

 

 

 

1、クロノ・トリガー(1995)(SFC)(スクウェア)

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うん、すごい王道

 

多分誰でも名前くらいは聞いたことがあるレトロゲームファミ通の「平成のゲーム 最高の1本」というアンケートで見事1位を獲得しました。すごいね。というわけで1本目はこのゲーム。

 

 

ストーリーは原始から未来まであらゆる時空を旅して世界の危機を救うというある意味よくあるかもしれない展開。王道のRPGって感じがします。

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※画像は最強魔法「シャイニング」 

 

 

 

でもそのストーリーの深さと伏線回収の美しさはRPGの中でも随一だと思います。時間を鍵にしたイベントも多いです。(現代でのさばっている悪徳野郎の先祖を過去に遡ってボコボコにすると家が没落して貧乏になってたり)

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※物語序盤の行動で後の裁判の結果が変わったりする。ちなみに初見は有罪だった。ギルティ。

 

 

 

音楽も有名な曲が多いです。『時の回廊』、『風の憧憬』などは一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

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特筆すべきはまだスクウェア・エニックススクウェアエニックスという別の会社だった頃の合作だったということですね。(前者はFF、後者はドラクエシリーズで有名)。

 

 

 

ダメージ表記、魔法(ケアルなど)はFF式、キャラデザが鳥山明で主人公が喋らないという部分はドラクエ式と見事に融合しています。

 

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ちなみに2週目を意味する「強くてニューゲーム」はこのゲームが発祥です(当時は2周目があるゲーム自体少なかった)。

 

 

PSやDS、スマホでもリメイクされてるので入手難易度は比較的低めかもしれません。

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ちなみにこいつはクソおもんな運ゲーボスの『サンオブサン』。

この名前呪われてんのか?

 

 

 

2、ファイナルファンタジー6(1994)(SFC)(スクウェア)

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うん、すごい王道(2回目)

 

とりあえずスクウェア繋がりでFF6。全人類知っているであろうFFシリーズの記念すべき第6作目です。なつかしいね(生まれてないけど)。

 

そもそもFFシリーズは作品ごとのつながりがほぼないのでどの作品を取り上げようか迷ったのですが、ネタバレをほとんどしないで済むのがこの作品だったのでこれにします(安直)。FF7とかネタバレしか書けないし

 

 

 

さて、この作品ですがRPGという名の群像劇です。というのもキャラクターが14人ほど登場するのですがその全員が主人公なんです(ロールプレイングとは一体…ウゴゴゴ)

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その14人もドロボウトレジャーハンター、王族、ギャンブラー、騎士、絵描き、雪男など個性的でプレイしていてとても面白いです。1人1人に焦点が当てられたストーリーも、キャラに愛着が湧いてとても良いですね(語彙力)。

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※これはド畜生のロック

 

 

ストーリーは大まかに言うと、各地を巡ってこの仲間たちを集めて世界を支配しようとするラスボスを倒すという展開。ラスボスもわりと有名なんじゃないでしょうか。

 

 

音楽もトップクラスです。↓の曲はストーリーの展開とも合わさってFFシリーズの中でも屈指の人気を誇ってます。

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特徴的なのはこのゲーム群像劇なので、操作キャラが常に変わります。特定のキャラだけレベリングしてると後々とんでもないことになります(一敗)。

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※セッツァー…カッコ良くない?

 

 

ちなみにラスボスには全14人で挑むこともできますが、最低3人でも挑むことができます。仲間を集めるも集めないのもプレイヤー次第なとこも自由度が高くていいですね。

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※名シーンが多いのも特徴

 

 

 

 

3.メタルサーガ〜砂塵の鎖〜(2005)(PS2)(サクセス)

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うん、王道…だよね?

 

はい、絶妙にマイナーなやつも入れたかったので3個目はこれです。10万本売れてるのにやったことある人身近に1人もいませんが

 

 

 

FC、SFCの名作『メタルマックスシリーズ』の続編(外伝)的位置にある本作です。メタルマックスは聞いたことがあるのではないでしょうか。

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※画像はメタルマックス2

 

 

 

このゲームは戦車(車)に乗って世界各地に出現する『賞金首』と呼ばれるモンスターを狩り、お金を稼ぐゲームです。ストーリーはほぼ皆無です。悲しいね。

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※マップ上をランダムに飛び回るやつとかもいる。遭遇するのにリアル時間で1週間かかった。キレそう。

 

 

 

生身でも戦うことができ、レベルを上げまくればそっちの方が強かったりします。素手で戦車を破壊する人間って……

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そしてこのゲームのレベルの上限はなんと4294967924(内部パラメータ)。誰がやるんだよ。

 

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※犬も仲間にできる。かわいい。

 

 

 

登場する戦車(車)は19台と結構多いです。ゲパルトやティーガーなど有名なやつもありますが野バスみたいな変なのもあります。ちなみに最強は「はしご車」です。なんで?

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ちなみにこのゲーム、開始して30秒でエンディングを迎えることができます。エンディングだぞ、泣けよ

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※ここで下を選ぶと即エンディング。クソ情けない。

 

 

 

よくも悪くも自由度が高いゲームです。物語開始直後に最後の街にまで行くことができます。そこで最強装備を整えればヌルゲーの始まりですね(なお資金が足りない模様)

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4.大神(2006)(PS2)(クローバースタジオカプコン)

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王道であってくれ

 

4つ目は『大神』。2006年に発売された和風アクションゲームです。あまり知っている人がいないのが悲しい。

 

 

このゲームは一言で言えば太陽神アマテラス(狼)を操作してナカツクニに蔓延る妖怪を退治していくというゲームです。

 

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※主人公のアマテラス。神々しい。

 

 

妖怪の王であるヤマタノオロチを倒すことが目標の本作ですが、その道中でこのゲームならではの要素がどんどん追加されていきます。それが「筆しらべ」です。

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※「筆しらべ」の一つである「桜花」。丸を書くことで枯れ木に花を咲かせることができる。

 

 

他にも岩などを切ることができる「一閃」、雨を降らせることのできる「恵雨」、そして太陽神ならではの力である「光明」などがあります。

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※夜を強制的に昼にすることができる「光明」。一般農民が慌てて仕事に出かけるのが面白い。

 

 

 

ボス戦もこの「筆しらべ」を利用したものが多く、なかなか頭を使うギミックがとても楽しいですね。

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※このボス、「赤カブト」は風を起こして火を消さないと攻撃ができない

 

 

この頃のゲームには珍しく、和風テイストの作画も特徴的です。墨で書かれたような世界は味があって芸術的です。

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※平面的なのに立体的なのも特徴ですね

 

 

 このゲームの最大の評価点はラスボス戦です。詳しくはネタバレになるので書けないのですが、ボス戦で自然と涙が出てきたのはこのゲームが初めてです。

 

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正直ストーリー、音楽、アクション含めこれほど衝撃を受けたゲームは初めてでした。だから全人類やれ!!!PS4でもswitchでもあるぞ!!!

 

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※これはプレイ結果を直撮りしたもの。この後すぐ2周目を始め全コンプリートした。神ゲー(文字通り)。

 

 

 

 

 

 

 

さて、本文は以上で終わりですがおまけにレトロゲームについてのお気持ち表明をしたいと思います。

 

 

 Q1、レトロゲームってどこからがレトロなの?

 

 A、知らん。

 

高校や大学でレトロゲームについて語っているとよく「どこからがレトロゲームなの?」と聞かれますが、正直知りません。自分が古い、懐かしいと思えばそれはレトロゲームだと思います。PS2レトロゲームじゃないなんて言われますが、個人的には十分レトロゲームだと思いますね(だってメモリーカード8MBだぞ?)。

 

 

 

Q2、なんで古いものをやるの?老害

 

A、そうです。

 

というのは半分冗談で、ちゃんと新作ゲームもやります。ただレトロゲームは名作でも基本的に安い(千円超えないことがほとんど)ので、つい本数が多くなりますね。基本的にゲームしかしていないので新作ゲームばかりやってると破産します。多分数百作品はやっているんじゃないでしょうか。

 

 

 

Q3、レトロゲームの魅力は?

 

A、一言では言えない。

 

はい、投げやりなわけではなく文字通りです。というのもレトロゲーム全盛期に出た作品はそれぞれ魅力があり、プラットフォームも様々だからです。ある作品は8bitの音楽が良かったり、ある作品は斬新なアクションが人気だったりと、競争が激しかったからこそ各社の工夫が見られてていいですね。各作品にそれぞれの魅力があると思います。たまに高難易度で差をつけようとするものもありますが。(初代ロックマンのイエローデビル、2のクイックマン、3のシャドーマンお前らのことだぞ)

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Q4、今のゲームとの違いは?

 

A、正直そこまでない。

 

今のゲームも20年後にはレトロゲームなので実質レトロゲーム(は?)。あえて言うなら、レトロゲーム1人でやるものが多いです(ネット環境もほとんど整ってない時代なので)。ぼっちにも優しいね!その代わり2Pプレイもできるゲームが多いですね(実はFF6も2人でプレイできる。必要?)。あとはそれ単体で完結した作品がほとんどです。今のようにDLCで補完できないので、完全版を売り出す必要があったんですね。今のゲームも好きですが、少しアプデに頼りすぎてる気もします。

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FF15…初めから完全版で出して欲しかった。

 

 

 

 

 

はい、以上老害のお気持ち表明でした。少しでもレトロゲームに興味を持ってもらえたなら嬉しいです。

 

そもそもレトロゲームを始めたきっかけが「シリーズものを途中からやるのが嫌だったから」とかいう中途半端なものだったので、ここまでハマるとは思ってなかったです。まぁゲーム好きだから仕方ないね。

 

今回はいくつかの作品を紹介しましたが、次は一つの作品について詳しく語ってみたいですね。


では最後に名作「moon」の言葉で締めたいと思います。

 

 

 

 

 

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いや全くその通りだわ。